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『使用』『利用』『活用』の違い、意味、使い分け方は?

早速ですが、皆さんは『使用』『利用』『活用』の違いを正しく理解できていますか?

今回の似た言葉シリーズでは、この違いについて理解を深めていくことにしましょう。

『使用』とは

意味

『使用』の意味

人や物を使うこと。

由来




つかう。もちいる。働かせる。

もちいる。使う。役立たせる。行う。治める。聞き入れる。


解説

『使用』は、あるものを”本来”の用途として使ったり、目的のために使ったりすることを表現するときに使われます。

例として、ボールペンを挙げてみましょう。

ボールペンは何かを書くための道具であり、実際に何かを書くときにボールペンを使うときは『使用』と表現することになります。

また、人に対して『使用』と表現する場合は、賃金を払ってその人を働かせるという意味になります。

他人に雇われて働かく人を「使用人」と言ったりしますね。

例文

例文

  • 運動不足を解消するために、ランニングマシンを使用する。
  • 本製品は使用前に説明書をよくお読み下さい。
  • 大人の監視が無いと、子供はプールを使用できない。

『利用』とは

意味

『利用』の意味

物の機能・利点を生かして用いること。また、単に用いること。

自分の利益になるようにうまく使うこと。手段・方便として用いること。

由来




よい。都合がよい。役立つ。

もちいる。使う。役立たせる。行う。治める。聞き入れる。


解説

『利用』とは、あるものが持つ能力を役立たせるということであり、必ずしも本来の用途で使ったり、目的のために使う必要はありません。

先ほどのように、ボールペンを例として挙げてみましょう。

棚の下に入ってしまった物を取るとき、手が届かないためにボールペンを使って物を取れば、それはボールペンを『利用』したことになります。

また、人に対して『利用』と表現する場合は、自分にとって利益となったり、都合をよくするためにその人を使うという意味になります。

あまり良い表現ではないため、使う場面には注意しましょう。

例文

例文

  • その国はもっと徹底的に資源を利用したいと考えている。
  • 余った時間をうまく利用する。
  • ダムの建設は、水の恵みを利用するだけでなく、地域経済も潤していく。

『活用』とは

意味

『活用』の意味

物の性質・働きが十分に発揮できるように使うこと。うまく使うこと。

由来




いきいきしている。勢いがよいさま。

もちいる。使う。役立たせる。行う。治める。聞き入れる。


解説

『活用』は物、人のどちらにも限らず、そのものが持っている能力やポテンシャルを最大限に発揮して使う場合に表現します。

『利用』と『活用』は「うまく使う」という点で似た意味を持っていますが、『利用』は本来の目的以外に「うまく使う」のに対して、『活用』はそのものの能力を「うまく使う」という意味であることを覚えておきましょう。

例文

例文

  • この機会を最大限に活用したいと思う。
  • 多くの企業が、新しい技術を活用しようと競い合った。
  • ソーシャルメディアを活用することで、顧客の増加を狙う。

まとめ

いかがでしたか?

『使用』『利用』『活用』の意味をまとめると、以下のようになります。





(物)本来の用途として使ったり、目的のために使うこと。

(人)賃金を支払って働かせること。

(物)機能・利点を生かして用いること。また、単に用いること。

(人)自分の利益になるようにうまく使うこと。手段・方便として用いること。

(物・人)性質・働きが十分に発揮できるように使うこと。うまく使うこと。



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